愛登の何でもない日

毎日何でもない日のように見えても、実は何かあったりする。

グリーンブック (アカデミー賞作品賞)を見て

アカデミー賞作品賞を受賞する前から、予告編を見て、絶対見に行こう
と思っていた「グリーンブック」

見てきたよ。

平日の昼間なのにシネコンは混んでたね。
いつもガラガラなのに、今日は隣に人が座るほど。

アカデミー賞とった割には、シネコンの中でも中位の広さの
スクリーンのせいかも。もっと大スクリーンの劇場でも
いいのにね。

グリーンブックは人種問題、黒人問題をテーマにしているんだけど
基本的にはコメディー。

笑うシーンがたくさんあって、私はゲラゲラ笑っちゃった。
でも観客はおとなしい人が多かったかな。
一人で笑っていたような。。。


ヴィゴ・モーテンセンアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるだけ
あって、演技はとてもよかった!

イタリア系用心棒の役だから、筋肉もあるけどお腹も出ている。

きっと役作りのため、体重を増量したんだね。
俳優ってホントにタイヘン。

とにかくうまくて、ロードオブザリングに出ていた人とは
とても思えなかった。さすが。

二度目のアカデミー賞助演男優賞受賞のマハーシャラ・アリもさすが。
彼にはヒミツもあったのね。

南部でドクター・シャーリーが受ける数々の黒人差別は
ホントにひどくて、あらためて驚いちゃった。
ドクター・シャリーは教養ある一流のしかもクラシック系の
ミュージッシャンで、わざわざコンサートによんだお客様なのに
こんなにヒドイ扱いをうけていたのなんて、びっくり。
話には聞いていたけど、ここまでとは・・・


旅を続けていくうちに二人に友情が生まれ、絆が強くなっていき
そして感動のラストにつながっていくのね。

実話をもとにしているだけに説得力もあるし、まじめなテーマ
で涙もあるんだけど、笑いありというところが最高だった。

もう一度見たいな。